sudoken Blog

Kaizen PlatformのCEOのブログです

KPT of 2014

2014年は、過去最高に学びの多い一年でした。

振り返りながら、2015年へ向けての想い的なものをしたためてみたいと思います。 

 

KPT

■よかったこと、続けたいこと(Keep):

・Great teamになるために社内コミュニケーションを改善し続けること

 

 ■うまくいかなかったこと(Problem):

・プロダクト自体の大きな進化

 

■つぎにためしたいこと(Try):

・ 良しとしてきた曖昧さを少しずつクリアにしていくこと

 

2014年の振り返り

「人」

2014年も人との出会いにおいては、常に刺激を頂きました。

中でも手前味噌で恐縮ですが、やっぱりKaizen Platformのメンバーと一緒に働く機会を得られたことは至上の喜びでした。

素晴らしいチームと仕事をさせてもらえていることを心から誇りに思っています。 

 

「仕事」

スタートアップの経営も2年目になりました。

フレームワークでは解決できない、活きた問題と向き合い続けた一年でした。

 

売上 前年600%成長

提供社数 350→800社以上

利用国数 10→41カ国突破

従業員数 30→65名

イベント登壇、講演数 11→25

ピッチイベント登壇数 7→3(私以外のメンバーが参加 全てで入賞)

メディア露出数 270→450以上(TV、WEB、雑誌、新聞含む) 

 

というわけで、Kaizen Platformの2014年は、おかげさまで数字的には素晴らしい実績を残すことができました。

ただ、実感としては、ひたすら課題に向き合い続けるというもどかしい時間が多く、忍耐強さ、粘り強さが求められる試練の一年でした。

 

それでも、僕自身が途切れることなく、淡々と課題と向き合い続けてこれたのは、この事業が好きだということ、一緒に働いている仲間が好きだということに尽きると思います。

深く感謝しています。

 

「旅」

旅をしながら仕事をするというと格好良い感じですが、呼ばれれば何処へでも行きました。

2014年は、SFと福岡をたくさん訪れました。

サンフランシスコ

福岡

札幌

宮古島

箱根

名古屋

大阪

京都

 

「美術館」「映画」「音楽」

2014年は美術館や映画やライブにいく機会は、中々つくれなかったです。

映画は主に飛行機の中で見るのが中心でした。

娘がもう少し大きくなったら、家族3人で一緒に行きたいです。

新国立美術館

オール ユー ニード イズ キル

トランセンデンス

アナと雪の女王

トランスフォーマー ロストエイジ

 

「食」

福岡とサンフランシスコでは、美味しいものに沢山出会えました!

柳町一刻堂のイカの刺身

きはるの胡麻鯖

fooddaysのワインとアンガスステーキ

米久のすき焼き

久兵衛の寿司

香妃園の鶏煮込みそば

Birches CafeのBig Ass Burger

ウルフギャングステーキのプライムステーキ

けやき坂の鉄板焼き

Foreign Cinemaのpork chop 

 

「アート」

2014年は印象派の素晴らしさに改めて触れました。

元々Monetが好きでしたが、今年オルセー展でManetの作品を直接観ることができて、いい意味で衝撃を受けました。

パリで観た時は、他にもいい作品があってそこまででもなかったんだけど、やっぱり素晴らしい作品ですね。

もう一度見に行きたいな。

 

「風景」

2014年一番の風景は、リビングから見える朝陽です。

年末に引っ越しまして、とても静かなエリアが気に入っています。

 

「病気」

おかげさまで、健康に気をつかってきたこともあり例年よりも平穏に過ごせました。

年末に気管支炎になりまして、ご迷惑をおかけした皆様、すみませんでした!

 

「プライベート」

2014年は娘の日々の成長に、凄く刺激をもらっていました。

家族の絆が強くなり、娘の笑顔を見るのが毎日楽しいです。

 

 

2015年に向けて 

 

2012年は、未来なんてわからないというエントリーから

2013年は、出会いと可能性の拡大について

2014年は、 weak tiesとTipping pointの話題からはじめました。

 

2015年は、風姿花伝の話からはじめたいと思います。

風姿花伝は、能の天才役者である世阿弥が書いた芸能の書なんですが、芸能だけではなく様々な道に通づる人間の本質を説いている素晴らしい本です。

非常に面白くて、読む度に発見があるんですが私が2014年に惹かれたのは2箇所でした。

 

「されば、時分の花をまことの花と知る心が、真実の花になお遠ざかる心なり。ただ、人ごとに、この時分の花に迷いて、やがて花の失するをも知らず。初心と申すはこのころの事なり」

 

(新人であることの珍しさによる人気を本当の人気と思い込むのは、「真実の花」には程遠い。そんなものはすぐに消えてしまうのに、それに気付かず、いい気になっていることほど、おろかなことはない。そういう時こそ、「初心」を忘れず、稽古に励まなければならない。)

 

 

私には、また私達の事業には、珍しさがあったと思います。

それで、こうして沢山のメディアに取り上げられ、お陰様で事業の成長に大きなアドバンテージをもたらして頂きました。

ただ、2015年は創業3年目を迎えることになります。

時分の花も消えていきます。

 

真実の花=本当の魅力を育てなければ、私もKaizen Platform自体も持続的に成長していくことはできないと肝に銘じております。

 

そして、こうも書いてあります。

 

「上がるは三十四-五までのころ、下がるは四十以来なり」

 

(上手になるのは、34~35歳までである。40を過ぎれば、ただ落ちていくのみである。だから、この年頃に、これまでの人生を振り返り、今後の進むべき道を考えることが必要なのだというのです。34~35歳は、自分の生き方、行く末を見極める時期なのです。)

 

スタートアップで世界で戦う。

これこそが、起業した理由なんですが、私自身も自分の”旬”の時期を35歳と位置付けて、その時期までに世界で勝負できるようにと、懸命にその勝負の舞台に近づこうと努力してきました。

 

参照 僕がスタートアップする理由 - sudoken Blog

 

 

今になってみると、もちろん理想からはほど遠いわけですが、時間は残酷です。

ちょうど2015年4月に私は35歳を迎えます。

自分で引いたタイムリミットと世阿弥の感覚が近いのも相まって、2015年は否が応でもピークを迎えることになるなぁと感じております。

自ずと勝負の年ということになります。

 

そんな時にも、風姿花伝は素晴らしいヒントをくれています。

流石、世阿弥先生。

 

少年時代の愛らしさ、青年時代の若さ、壮年の体力など、何かを失いながらその人生をたどっていき、喪失の様々な段階を経ながら、人間は成長をしなければならないということを風姿花伝では切々と説いています。

このプロセスは常に失うと同時に、何か新しいものを得ようと藻掻く試練の時とも言えます。

つまり、常に初心の時とも言えます。

 

一生を通じて、チャレンジし続けるという意味では常に初心である。

ゆえに

「初心忘るべからず」

世阿弥はその段階毎の挑戦を激励してくれてるんじゃないかなと勝手に解釈しております。

人間は、いつの時も挑戦するという初心が大切なんだと。

フレッシュな気持ちを忘れるなというよりも、その年齢に応じた挑戦することを何時も忘れるなと言ってくれているような気がしてなりません。

 

さあ、2015年。

何を失い、何を得るのか?

精一杯、藻掻いてみたいと思っています。

広告を非表示にする