sudoken Blog

Kaizen PlatformのCEOのブログです

2013年の振り返りと2014年に向けて

2013年も様々な出会いがありました。

振り返りながら、2014年へ向けての想い的なものをしたためてみたいと思います。 

 

「人」

2013年も新しい人との出会いには、常に刺激を頂きました。

中でも
手前味噌で恐縮ですが、KAIZEN platformのメンバーと出会えて、一緒に働く機会を得られたことは
至上の喜びでした。
素晴らしいチームと仕事をさせてもらえていることを幸せに思います。
 
「仕事」
スタートアップの経営に取り組みはじめましたが、リクルートで仕事をしていてよかったなと痛感しております。
特に、
マネジメント
採用
営業戦略
の3点に関しては、圧倒的に経験がものを言いますのでこれは非常にありがたいと感じました。
この3点は、スタートアップをはじめてから経験するのでは得難い経験を大企業ではできます。
 
マネジメントは言うまでもなく、ベースで必要になってくるのですが、自分の中にいくつかのパターンというか球種を持つと様々なシチュエーションでも対応することができます。
今は、マネジメントコストを最小化するべく自律を求めるマネジメントに挑戦していますが、その線引きや間合いのようなものは圧倒的に過去の蓄積に依るものが大きいと感じています。
 
採用も、いわゆる採用要員としての採用ではなく最終ジャッジをする側として立ち会っていくことができたことが凄く大きいと感じます。
一緒に働くイメージや活躍するイメージ、一人一人の性格や特徴を把握していく中で、全体としてどのようなチームを作り上げていくか?
これは、事業責任者として経験を積んだことが凄く大きいです。
スタートアップでは採用に失敗できないと思うと、非常に消極的になってしまうのですが、一定の失敗を織り込んで、あとは自分のマネジメントとチームの緊張感でカバーしていく術を持っていると大きく違うなーと感じました。
おかげさまで、今本当に個性溢れるメンバーと面白く仕事をさせてもらっています。
 
営業戦略ですが、営業は多分どんな会社でも経験できると思います。
ただ、営業戦略は別です。
何を買っていただくか?
どのように買っていただくか?
誰に買っていただくか?
 これらの要素は全て、営業戦略や営業企画、商品企画という仕事をしてきて学びました。
様々な会社とお仕事させていただいて気付きましたが、世に言う商品企画という仕事は商品をリリースして終わりというケースが大半です。
リクルートでは、営業同行し売り方のトーク含めて考えていく。
売れるところまで創り込むのが商品企画と叩き込まれてきてますので、これは大きな差だと痛感してます。
特に、ターゲットに対する議論というのは徹底的に行いますが、この経験は得難いものでtoBのビジネスをしている我々には大きなアドバンテージでした。
 
実質セールスを担当する人間が私ともう一人の2人だった時から、この議論を絶えず実施してきたことは、大きな成長速度の源泉になっていると思います。
 
というわけで、KAIZEN platformの2013年は、おかげさまで想像してたより素晴らしい結果になりました。
 

売上 122%達成

提供社数 350社以上

利用国数 10カ国突破(正月に増えました)

従業員数 30名以上

イベント登壇、講演数 11

ピッチイベント登壇数 7(うち賞のあるイベント6つ全てで受賞&入賞)

メディア露出数 270以上(WEB、雑誌、新聞含む) 

 
「旅」
昨年は子供が生まれたこともあり、機会が減ってしまいましたが、今年はもう少し増やしたいです。
箱根
サンフランシスコ
台北
鎌倉
大阪
京都
那覇
 
「美術館」「映画」「音楽」
2013年は美術館や映画やライブにいく機会が激減しました。
小さい子がいるとなかなか難しいですが、今年は攻めていきたいと思います。
 
「食」
台北の頂上魚翅燕窩專賣店のフカヒレが忘れられなくて2013年も行きました。
最高です。
昨年も同じこと書きましたが、あー思い出しただけでヨダレが止まらない。
頂上魚翅燕窩專賣店のフカヒレ
芝蘭の担々麺
はせ川の寿司
塚田農場の炊き餃子
貝正の金目
なだ万の鉄板焼き
 
「アート」
昨年は改めて大観の素晴らしさを再確認しました。
日本画から始まり、水墨画、書道、浮世絵や刀など日本美術と触れ合う機会ができて寺社仏閣などの建築にさらに惹かれるようになりました。
狩野正信
北斎
村正
 
「風景」
昨年一番の風景は、何と言っても愛育病院の桜です。
娘が生まれて、退院するときの桜を一生忘れないと思います。
 
「病気」
おかげさまで、健康に気をつかってきたこともあり一昨年よりも平穏に過ごせました。
年末に台湾、鎌倉、京都、那覇と2日置きくらいに移動が重なった際に、最後ウイルスにやられました。ご迷惑をおかけした皆様、すみませんでした!
 
「プライベート」
なんといっても、2013年は子供が生まれるということが一番の変化になりました。
家族の絆が強くなり、娘の笑った顔を見るのが毎日楽しみになりました。
娘の日々の成長に、大変ながらも凄く刺激をもらっています。
 
 
さて、 
2012年は、未来なんてわからないというエントリーから
2013年は、出会いと可能性の拡大についての話題からはじめました。
 
今年は、縁について少し科学的に考えるところからはじめたいと思います。
 
突然ですが、マーク・グラノヴェッターというスタンフォードの社会学の先生が唱えた
"The strength of weak ties"「弱い紐帯の強み」
という説をご存知でしょうか?
 

この説は、緊密な社会的繋がり、例えば親友や核家族は力を行使するには適当だが、密なネットワークは高度に冗長な情報を持つため、探索にはほとんど無用であるとするものである。一方、弱いつながり、即ち単なる知り合い関係では情報の冗長性がはるかに低いため、探索には極めて有効である。しばしば情報は力よりも重要であるから、個人が発展していく(求職等)には弱い繋がりの方が家族や友人関係よりはるかに重要となる。

この説は1970年、ハーバード大学の博士課程在籍中に行われた調査に基づく。282人のホワイトカラー労働者を無作為に抽出し、現在の職を得た方法を調べたところ、よく知っている人より、どちらかといえば繋がりの薄い人から聞いた情報を元にしていたことが判ったのである。これは「よく知っている」人同志は同一の情報を共有することが多く、そこから新しい情報が得られる可能性は少ないが、「あまり知らない」人は自分の知らない新情報をもたらしてくれる可能性が高いからだと考えられた。このような「あまり知らない」間柄を「弱い紐帯」と呼び、その重要性を明らかにしたのがグラノヴェッターの功績である。

by wikipedia 「マーク・グラノヴェッター」

 
この説を深めていく中で、彼は熱狂状態がなぜ起きるのか?についても洞察しています。
 
彼はとりわけ、一時的な熱狂状態が形成されるモデルについて熟考した。仮想的な暴徒を考えよう。その中のひとりひとりについて、騒乱に加わるか加わらないかは、他の皆がしていることに依存するとする。扇動者は他の誰も騒いでいなくても騒動を引き起こすだろう。一方、他の人々は騒ぎを起こしている者たちの人数があるクリティカルな数をこえて初めて騒ぎを起こす。その閾値(あるいは臨界値)は確率的に分布するとする。ここで魅惑的なことが起る。閾値の分布に関する初期条件が僅かに異なるだけで、結果が大きく異なるのである。
by wikipedia 「マーク・グラノヴェッター」
 
これは、のちにマルコムグラッドウェルの「Tipping Point」という本で有名になります。
熱狂状態(いわゆるブーム)というのは、ある閾値を超える密度で扇動者が集まることから始まります。
 
現在はソーシャルの時代です。
"The Six degrees of separation"「6次の隔たり
という言葉があるように、かなり少ないステップで様々な人とつながれる時代になっています。
さて、ここにも先ほどの"The strength of weak ties"が重要になってきまして、大事なのは共通の友人よりもその先の自分が知らない重複しない友人の数の方です。
 
重複しない友人の数が23人を超えると日本では誰でもつながれるようです。
236=148,035,889人となり、日本の総人口128,057,352人(2010年国勢調査に基づく2010年10月1日現在の確定値[3])を上回る

by wikipedia6次の隔たり」 

 

友達の友達は平均3万人くらいという調査がありますが、すでに3万人のネットワークを持っていると考えるとスゴイことですよね。

Facebookの「友達の友達」は平均で約3万人――Pew Internet調べ - ITmedia ニュース

 
私のFacebook上でつながっている友人は、最も多い人で4700人以上の重複しない友人がいます。
直接つながっている友人が約1500人くらいいますので、おそらくワンクッションで、10万人くらいにリーチ出来るのでは?と思います。
 
つまり我々は、Tipping pointを超えるための手段を持っている時代に生きているということなんだと思います。
あと必要な志と情熱があれば、熱狂状態をつくりだしていくことが出来るのではないかと感じています。
少なくとも昨年、わずかながらその兆しを体感することができました。
 
今年も非連続な成長を実現していくために、新しいことに挑戦していく必要があります。
当然一人でできることには限界があります。
その際に、大切にしたいのはこの縁です。
このことの重要性を起業してから痛感していまして、これまではご縁のなかった、でも間接的な知り合いだったという方々に数多く助けて頂いてきました。
 
改めて、縁を大切に大胆に挑戦していきたいと思います。 
 
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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