金融・ファイナンスに関するオススメ本
今週は、色んな人から金融についての話が出ました。
という訳でファイナンスリテラシーをつけるための本を幾つか紹介します。
とはいえ、なんか難しいイメージが有りますよね?
経済が学生の時に苦手だったという方も多いのではないでしょうか?
かくいう僕もマクロ・ミクロともに苦手でした。
ご安心下さい。
今日ご紹介するのは、読みやすくて面白い本ばかりです。
ご興味ある方はぜひどうぞ!
ミヒャエル・エンデはご存知でしょうか?
「モモ」「はてしない物語(ネバーエンディングストーリー)」の作者です。
小学校の図書室で読んだことを思い出します。
彼の興味の中に、お金についての根源的疑問があり、それについてのドキュメンタリーから生まれた本です。
想像以上に面白い本です。
まずは、この本でお金そのものについて考えるというところから、ファイナンスを考えるというのはいかがでしょうか?
次にご紹介する本は、エンデの遺言がお金そのものへの問いから展開させるのに対して、そのシステム(仕組み)から考えていく本です。
金融システムをつくっていった天才がどこかにいるということなんですが、こちらも想像以上に面白い本でした。
少し、陰謀論めいた語り口は好き嫌いありそうですが、興味をかき立てられる本でした。
「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本
上の2冊で、金融に対する興味をかきたてられたところで、思いっきり実務に振った本をご紹介します。
とりあえず、これを読めば経理部門や財務部門でもない限り、実務上はこの本を読めば困ることはないと思います。
個人の資産をどう育てていくかというのは、この本が非常にわかりやすいです。
本編の金持ち父さんは読んだ方多いと思いますが、こちらはあの本をベースにより実戦的な本になっています。
わかりやすくて、奥深い。理解するのにとても良い本です。
金持ち父さんを読むと、ビジネスオーナーや資本家への道を志向したくなります。
そんな時にうってつけなのがこの本。
こちらは、ベンチャー企業向けに書かれたファイナンスの本です。
有名な本ですが、いつかはベンチャー経営をと思っている方や投資側にまわりたいという方は必読ですよ。
さて、最後に本気の本です。
恐らくは、手に取りづらいと思います。
僕もそうでした。作家の佐藤優さんにオススメされて読んでみると、改めて面白くて大変勉強になりました。
上記の本をしっかり読んでいれば、とても面白く読めますのでご安心下さい。
マルクス経済学は今更ながら大変面白くて、資本主義の本質と問題点について的確に捉えています。
だいぶ昔にリーマンショックからユーロ危機、ウォール街を占拠せよ活動までがきちんと発生する構造要因から予測されているということに驚きました。
今回は、この順番で読んでいくことをオススメします。