新規事業・インキュベーション・起業に関するオススメ本
さて、次は新規事業や起業に関する本の紹介です。
最近は、良く内定者や学生さんに質問されることが多いです。
「新規事業やりたいんです」と
で、よく返すのが
「数年間、溺れる覚悟できてる?」
「え・・・?」
「いや、だから海で溺れたことある?」
「いや、ないです」
「じゃあ、溺れてるところって想像できる?」
「は、はあ」
「それが、数年間毎日続く感じ」
「はあ」
「大丈夫?」
「もっと楽しいものかと・・・」
「いや、全力で溺れてて、それを楽しむ感じ」
「・・・」
というやり取りが良くある。
新規事業や起業って周囲が想像している以上に混乱とストレスとプレッシャーにさらされる環境です。
いかに環境をコントロールするか?
客観視できるか?
そして、混乱とストレスとプレッシャーを楽しめるか?
ということに尽きます。
という訳で、そんな環境をいかにマネジメントして乗り越えるか?
という意味合いで良い本をリストアップしてみました。
まあ、新規事業だのスタートアップだの携わる人は皆さん読んでいる名著じゃないでしょうか?
ドラッカーの著作の中で、最も好きな本です。
勇気づけられる本で、苦しい時、迷う時に何度も読み返しました。
まだ読んでいない方は、恥ずかしがらずに、速やかに読みましょう。
この本は、すごい会議の大橋さんのシリコンバレーでのスタートアップの経験を面白おかしく小説風に描かれています。
臨場感もあって、雰囲気をつかむのに、とてもいい本だと思います。
こちらは、いつか起業したいという方に。
で、こちらが最近のスタートアップの様子を描いた本です。
この本の中に、キャリアの機会損失という考え方について書かれています。
とても、興味深かったので、気が向いたらそのテーマだけでブログを書いてみようと思います。
リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
こちらも、皆さんもうご存知ですよね。
読んでない方は、読んでみることをオススメします。
実は、この本新規事業だけではなく、ネットビジネスの磨き方全般に言えることじゃないかなと思いました。
ですので、レガシーなネットビジネスに携わる方々にもオススメです。
トヨタ式「改善」の進め方―最強の現場をつくり上げる! (PHPビジネス新書)
上の本は有名ですが、こちらはおそらくそこまでではないのでは??
リーン生産方式について知るとさらに面白くなります。
この本は、リーン生産方式を導入していくときに起きることなどに言及されていて、シンプルかつお手頃価格なのに、内容が詰まっているといい本です。
今は日本の企業自体があまり元気がありませんが、世界中で研究されたトヨタの強さを今こそしっかり見直したいものです。
ご存知、ガイカワサキさんの書いたシリコンバレー流の起業マニュアルです。
最近日本でも、このような環境が整ってきてますので参考になる部分多いのではないでしょうか?
最近、「アップルとシリコンバレーで学んだ賢者の起業術」という最新版を出していますが、前作であるこちらの方がよくまとまっていて個人的にはオススメです。
もっと詳細について知りたければ、こちらの最新作も合わせてどうぞ!
この本、超いい本です。
別に起業だけでなく新規事業やJVなどに携わる人必携の本だと思います。
そもそものスコープの建て方から、ストラクチャーや資源管理、グローバルまで新しい事業を創造し、経営していく際の全てが網羅されています。
高価な本ですが、本当にこの一冊をしっかり読み込めば、大分と転ばぬ先の杖になるのではないでしょうか?
というわけで、新規事業・インキュベーション・起業に関するオススメ本の紹介でした。