マネジメントに関するオススメの本
コミュニケーションに関する本をとりあげたので、それに付随してマネジメントに関する本を紹介します。
私がマネジャーになったのは4年前ですが、最初にマネジャーになった時は悩みました。
悩みの内容は、こちらに少し書きましたが、悶絶しました。
3ヶ月くらい経った所で、当時の上司・先輩とランチの時に苦しい思いを吐露したことがありました。
先日のエントリーに書いた
1:役割意識に捉われる
2:メンバーに遠慮する
3:メンバーを過小評価する
の3つの罠にまんまとハマっていて、非常に苦しかったです。
「マネジャーをやめさせてください」
とお願いしたこともありますが、その時は
「まあ、こういう機会ってそうそうないから、もう少し頑張ってみたら?」
と、たしなめられました。
今となってみれば、その時軽く返してもらったことで、肩の力が抜けた気がします。
で、そんな悩み苦しい時にむさぼるように読んだ本たちをご紹介します。
マネジャー(課長)を構造化して果たすべき役割や陥りやすい罠について極めて明快にブレイクダウンされている本です。
中間管理職についての初めての体系立てて記された本じゃないでしょうか?
マネジャーになりたての人、これから目指す人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書)
この本は、メンターである役員から紹介された本です。
全てのマネジャーやリーダーに読んでほしい本です。
成功や立派な結果を残してきた人が出世していく時に、挫折を避けていく傾向にあります。
ただ、私が感じることは挫折は成功や成長の前に避けて通れないプロセスだということです。
上手くいかないという壁から物事がスタートする。
この本では、大いに挫折すればいいと書かれており、勇気を与えてくれる本です。
ご存知、経営の神様 松下幸之助の松下政経塾での講演テープの内容をまとめた本です。
決してノウハウではなく、彼の生きてきた知恵や創意工夫、人間とはかくあるべしと説いた談話集です。
彼が言うから胸に響きます。
これは、これからリーダーを目指す人からベテランマネジャーまで幅広い層に読んで頂きたい良著です。
以上、3冊が私がマネジャーになって苦しい時にお世話になった本でした。